新聞の様式美?割付ルールと読みやすさ
私はこの記事を読むのを失敗しました。
何を失敗したかというと、世界編集長の清宮美稚子さんの発言が2段分、22行で終わったのだと思えず、右下の3段目を続けて読んじゃって、何か変だなと思いつつ東編集長の発言はどれかなと思って、え?6行だけ?と。
新聞の割付は右上から左下へ。ぶつかったら次の段の右下へ…。
でもこれは実質3つの記事。写真や見出しの関係もあって3つのブロックに分かれた記事レイアウトにも見えません?縦に対しては写真や見出しなど分断するものが多い一方、上の2段と下の2段の間には単なる段間スペースしかない。うっかり縦に読んじゃったって仕方ないような気がします。
読者に対し「新聞の割付ルールで読んで当たり前だろ」と言ってる感じがします。まあネット媒体やら横書き雑誌を見慣れた私が悪いか。
清宮さんのが短いから栗原さんの写真を上の段に入れても本文3行×2で配置できる、発言者を入れ替えてもうまくいかないという事情かなと思うけども。
新聞の割付はいろいろ不自由だと思う。ルール重視、割付の職人芸もいいけど、新聞以外の媒体も世に溢れる今、新聞の形式美が大好きというわけでもないような読者にも、どう見えるかも大事だと思う・・