ブログの「リライト」凄い効果ある!

      2019/02/03

ブログのリライトは「鉄板」の作業

人気ブロガーさんたちの投稿を見ていると、

新規投稿も大事だが「リライト」も同レベルでめちゃめちゃ大事!

というような記述を頻繁に見ます。

ブロガーにとって「鉄板」とも言える作業なわけです。

しかも闇雲にリライトするのではなく、効率的なリライトを推奨しています。

例えば「ひとでブログ」さんは

今全くアクセスや成果の無い記事をリライトして「0⇒1」を目指すよりも
既にアクセスが集まってきていたり、成果が発生してきた記事をリライトして「1⇒2」を目指す
という方がコスパが良いんです

https://hitodeblog.com/what-blog-rewrite

既にある程度のアクセス・収益を生んでいる記事からリライトしていくのは非常に効果的でおすすめです。自分の場合は検索順位をチェックして、ある程度順位が付き始めたら(3ページ目以上)リライトを検討するようにしています

と書いていました。

私は、雑誌や新聞の編集を仕事にしているので、世間に原稿を出す際には「完成品」を出すべき、という意識があります。

例えば

町内会が解散する時代。町内会(自治会)運営の現代的課題とは?
札幌で工務店・ハウスメーカーを選ぶならどこ?【2019年版】
などの投稿は、最初にある程度しっかり時間をとって、仕上げてから公開したので、ほぼその後にリライトしていない(多少の修正はしています)のですが、それでもある程度の完成度があるので、アクセスを稼いでくれています。

原則は投稿時のクオリティをしっかり!

あくまで原則としては、しっかり仕上げてから投稿するのが正解。読みに来てくれた人にも、満足してもらえますし・・・。

でも、ブログは加筆修正が雑誌や新聞などと違って容易です。雑誌の編集などでもよくあることなんですが、〆切に間に合わせるために睡眠不足になってまで必死に仕上げて、印刷製本されて書店に並んで、しばらく経って冷静に読み直したら、あ、こんなネタも書けたな、とか、ここの書き方はちょっと・・・とか気付くんです。読者の反応もありますし。

雑誌や新聞では修正なんてほぼ無理ですが、ブログならそれができるわけです。なお、ろくでもない出来の悪い投稿を後からリライトして良質な投稿に変えるのは難しいです。やはり初期の投稿が一定レベル以上になければ、リライトし甲斐もないので。

私的にも実感として、特定キーワードでの検索順位が2頁目あたりにある投稿を、リライトして1頁目にもっていくと苦労して書いた過去投稿が急に集客しはじめるので、過去の苦労が報われるのと、

全くゼロから投稿するより、既に公開できているものに、リライトでタイトル修正や本文加筆、見出し、目次などを工夫しただけでその投稿の集客力が数倍にも伸びたりするので、

効率よくリライトする、というのは極めて効率が良い。

と常々感じています。

具体例出します。

リライト成功例1 スタッドレスタイヤ交換時期の記事

このブログ「札幌・栗原の考え」で一番アクセスを稼いでいるのは

スタッドレスタイヤの本当の寿命は?

です。「スタッドレスタイヤ 寿命」というキーワードは、秋頃、去年まで履いていたスタッドレスタイヤを今年も装着するか、買い換えるか、という切実な悩みを持つ車ユーザーが多いので、季節限定ですが、とても需要があるキーワードです。

そして、何よりも、タイヤ屋さんやガソリンスタンドの人は買い換えを推奨する傾向があり、節約志向だったり、滑っても何とかできる腕のあるタクシー運転手さんは、買い換えに消極的です。つまり意見が分かれるので、結構多くの人が悩むテーマです。

「安全」と「経済性」のどっちをとるか。買い換えたい「夫」、高い買い物だから車の維持費にシビアな「妻」は、微妙な心境ですが、とはいえ事故ったら元も子もない。だから、納得できる答え、基準が誰もが欲しいんだと思います。

そこで私は、
1 自分の考え
2 タクシー運転手1にヒアリング
3 タクシー運転手2にヒアリング
4 ミシュランタイヤの装着体験

という約3000字の記事を2016年1月に投稿しました。すると、しばらく反応ありませんでした。検索順位が低かったのと、スタッドレスタイヤを買う時期じゃなくなったのの両方の理由からだと思いますが、約8カ月くらい、全然ネット集客しませんでした。

2016年の
10月頃から1日あたり10pvくらいになり、
12月には20pvくらいになりました。

そこからはずっと横ばいでしたので競合多いキーワードだからダメだな、と内心思っていたのですが

2017年の9月に、

5 ミシュランの副社長の考え

約500字を追加すると、2017年の秋からアクセスが増え、2017年11月18日には1日で199pvになるなど、やっと日の目を見た!感じになりました。

そんでもって、2018年の9月にスタッドレスタイヤを買った経験を加筆

続報2018 オートバックスのノーストレックを購入

したところさらに伸びました。この投稿だけで1日に200pvを超えている日が珍しくなくなりました。

ホントは、アナリティクスのグラフのキャプチャでも貼りたいところですが規約違反にはなりたくないので自粛します。

このケースは、季節変動多すぎる投稿なので、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、投稿したあと放置、よりも、有用な情報を加えてリライトすると、弱かった記事が、以前よりもぐっと強くなり、集客力が数倍増になりました。

投稿するときには、1テーマが頭にあって、わき目も振らずに書く。でも後から追加ネタが思い浮かんだり、競合ブログの投稿を見て、あ。。。そういう視点もありうるか、と気付いて加筆できたりもします。なによりも、投稿時は投稿時なりに全力で書いて完全燃焼したとして、後からまた気力余力が十分あるときに、手を加える気持ちになれるというのもあります。

リライト成功例2 後日リライトしますw

他にもリライトがうまくいったケースいろいろあります。

半年前に書いた投稿が、ネット集客せずにうんともすんとも言わないので、タイトル変えて、中見出し付けて、目次を足したらアクセス激増したケース

思いつきで書いた投稿に、数カ月後、情報を足したらアクセスが倍になったケース

これはリライトとはちょっと違いますが、人気投稿に、続編のような投稿をして、人気投稿の下で誘導したら、もう一つの人気投稿ができたケース

などです。

一度、1テーマで、がっつり書いたつもりでも、後で振り返ると、他の視点で内容を充実できると気がついたり、ブログの読者からコメントいただいて、その内容もヒントに加筆できたり、といった感じで、一度公開して寝かせることで、寝かせている間にも私の頭にはその経験、視点が残っているので、あとで書き足すことが生まれてくるということが結構あるんです。

新規投稿とリライトは両立できる

ブログの投稿って、つまらん投稿しても効果ないし、

やはりある程度、書いたら面白いだろうテーマを見つけ、内容を面白くするために情報収集したり、やってみたり、撮影したり、いろいろしないと良い投稿が仕上がらないので、行き当たりばったりでは投稿できない部分ありますね?

そういう時は、無理にしょーもない投稿をでっち上げたところで大したことにはなりませんから、そういう時には過去の投稿を見回して、タイトル直したり加筆したり、見出し整理したり・・・そういうことなら時間さえあればできるはずです。新規投稿のネタが無いときこそリライト。おすすめです。

余談その1 アニメレビューでのブログ投稿という無理ゲー

リライト頑張っている投稿の一つに、
子ども(ファミリー)向けおすすめアニメ28選(2019年版)があります。何かというと、家族でアニメを見て、面白いやつ限定で、この投稿に書き添えるのを繰り返しているうちにお勧めが30作品近くなり、それぞれ400字くらいはレビューを書いているので、12000字を超えてきたんです。

ただし、アニメのレビュー系って、ブロガーでそれ書く人、めちゃめちゃ多いんです。誰でもちょっとはアニメを見たことあるし、フールーやユーネクスト、dvdレンタルなどで簡単に視聴できる。面白い娯楽は、誰でも書き留めたくもなる。だから皆書くのです。ただしアフィリエイターはあまり手を出さないジャンルです。競合激しいし金にはさほどならないから。。。

なので私のこの投稿も無理ゲーに手を出してしまったというか、勝ち目が薄い勝負というか・・・。ただ12000字も書いているから、かなり強くはなるのでは?と少しだけ期待。

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