【オレは空気が読めない?】 ―不満を爆発させている人に共感するのが苦手―
2017/08/09
先ほど、ある人が私に向かって
「あの会社に商品を注文した後、その会社からは注文を受けたのか、今後どうなるのか一切連絡がない。こちらは凄く不安で・・・あの対応は良くない」
とお怒りのコメントをしてくれました。私に言われても、私がしたわけでもないのでお答えしようがないんですが、その方にとっては話せるだけでも少しは気が晴れるんでしょう。
こういうとき、話を聞いた側の人間にとって大事なのは、同じ気持ちで共感を示すことであって、異論を挟むことではないことは重々分かっております。
でも、こういうとき、私は「それは酷いですねー!災難でしたね。その会社はダメですね。許せないね!苦情を言うべきですよー」みたいな全面同意コメントを言えないタイプなんです。なぜか、一緒になって文句を言えない。一体何があったかには興味を持ちいろいろ聞くことができるんですけども。事情がくわしく分かれば共感できる可能性は出てきますが・・・
実を申しますと、私は、自分が購入したものの品質や接客などが悪くても、その会社にそこまでの怒りを感じません。ガッカリはしますが、その会社を自分の常識や正義感でどうにかしてやろうとか、そこまでは思わないのです。なんか事情があるかもな、と思っちゃうわけです。
交通ルールの悪い運転手に道で出くわした時も同じです。びっくりしたりガッカリしたりはしますが、その車にクラクション鳴らしまくったり、あおったり、罵声を浴びせたりしたことは一度もありません。「危ねえな・・・全く・・・」とつぶやく程度で終わりです。むしろ「この人マジで怒ってるなぁ!」とそっちが気になる感じです。
なので運転中に荒っぽい言動をする人と、一緒になって盛り上がれないのです。何も言えない感じです。実際にぶつけられたりしたら、それはそれで文句言うどころじゃないと思いますし。
問題を起こしている相手が仕事上で関わっている会社だったり身内だったりする場合などであれば、他人事ではいられないので、何らかの形で、機会があれば、提案などもすると思いますが、単なる客の立場の時は、基本的にはがっかりして、二度と注文しない、ということで終わりです。
怒っている人は、怒りを周囲の人と分かち合いたいと思っているでしょうけど、私のように怒りの沸点が高い人に話しても、反応薄すぎてつまんないだろうと思います。大変遺憾に思います。
遺憾=思い通りでなく残念なこと。残り惜しく思うこと。