検索(google)上位表示と、ブログの字数についての経験談

   

面白いブログ記事というのは、文章の長さとは直接関係ないですよね。

500字だろうが、いや5行でも人を感動させたり笑わせたりするコンテンツは作れるでしょう。

インスタグラムやツイッター、facebook経由でブログへの集客を図るのなら、文章なんて1行でも良いくらいでしょう。

でも、良いコンテンツだとしても、検索流入での集客を前提に進める場合は、有る程度の字数が必要だなというのが私の印象です。

例えばこの投稿
日本初の格安航空会社(LCC)、peach(ピーチ)に4回乗ってみた!
もう4年位、コンスタントに一日あたり40pvくらいゲットしています。
これ。記事書くのに2時間程度で済みましたが3700字あります。
飛行機乗った体験時間も含めればある意味大作だと思います。

この投稿
町内会が解散する時代。町内会(自治会)運営の現代的課題とは?
この投稿は5000字オーバーです。取材体験も盛り込んでいるのでこれも取材時間を含めれば1週間かかりの記事ともいえます。コンスタントに毎日15pv以上はあります。

この投稿
子育て世帯の2割が貧困?「子ども食堂」は救いになるか?
この投稿の場合は当初は1500字くらいだったんですが一日2人もアクセスが無くて、テコ入れして3000字オーバー。すると今では1日7人位集客して10人位は閲覧してくれています。テコ入れ前とは情報量、字数が倍増したのが違いです。タイトルとかも特には弄っていませんし、snsで拡散したりもしていません。

ちなみに私はこのブログ以外にもポータルサイトを運営しておりまして、そっちでは1900字程度の記事で、一日40pvくらい閲覧開始になる頁もありますので、経験的に3000字はなくてもいいけど、1000字では足りなくて、できれば2000字はあったほうが、検索上位表示されて、人気記事にもなりやすいのではないかという感触を持っています。

もちろん内容がつまらん、キーワードが世間の関心を全く呼ばない、といった問題があれば、5000字あろうがダメなものはダメ、ってことになると思いますが、字数も軽んじることはできない、というのが私の体感です。

この人は↓洗練された短い原稿が正解だと主張しています。私も雑誌媒体などをやっていますので、原稿の無駄を排除して良い原稿に変えていく作業は日課のようにやっております。ですが文字数に囚われる必要は無い、というこの方の主張は、実はweb戦略的には、現状では、間違っている気がします。
http://naifix.com/letters/

この人は1200字と言っています。理屈やそうであってほしいという思い込みより、実際検証してみてどうなのかという体験は参考になると思います。
ブログ記事の文字数は何文字以上にすべきか

この人は、投稿の質と文字数の問題を両方踏まえ、googleさんの見解も元にしつつも、やはり文字数は軽視すべきではなく、なおかつ2000字以上を推奨しています。
http://wakarukoto.com/?p=15374

私が思うに、確かに読む分には1500字くらいのほうが読みやすいです。それ以上になると長いなと感じます。ただし、何か調べたい、知りたいと思って検索エンジンにキーワードを入れて、あるサイトに辿り付いて、そこで、そのテーマについて徹底して書かれている、わかりやすく面白く、要点をついている文章がたまたま5000字あったって、それはむしろ非常に嬉しいです。必要な情報をしっかり手に入れるためには、そのサイトが不十分であれば、他のサイトも見て回って結局時間を使うのですから、1サイトで十分満足させるコンテンツならば長くてもwelcomeです。

ちなみにこの投稿はここまでで1500文字です。ただ、たぶん、ブログ運営のコツ的な投稿って、世に溢れていることも含め、1500字程度ではさほどの成果を生まない気がします。

なお、世間の人がインターネット上に競うようにコンテンツを足して10年以上が経過しました。これもある意味、競争です。クオリティの高さ、そして字数だってキーワードの多さという意味で結果的に検索エンジン上の競争という意味では指標になっているんだと思います。ですが、コンテンツを読むのは人間です。人間は無駄に長い原稿を読みたいわけではありません。読み疲れて、結果、短い原稿や、動画、短文や写真が読めるsnsなどに流れていく傾向があって、そういう意味ではgoogle検索の「文字ベース」の評価軸は徐々に時代にそぐわなくなってくるということも既に起きているのではないかとは思います。ですが今現在では文字数も効き目があるんだということで話を終わります。1900字もの長い投稿、読んで頂いてありがとうございました。

 - WEB・ブログ, 小ネタ