ミステリー漫画「僕だけがいない街」の外伝にしびれた!このマンガは心の闘い、踏み出す勇気を描いているのでは?
ミステリー漫画「僕だけがいない街」
小学生たちが、葛藤を抱えながら、仲間を守るために得体の知れない大人たちと闘うストーリーに、私は釘付けになっておりましたが、昨年3月に完結してしまい、ちょっとした「ロス」になっておりました。北海道が舞台だったのもちょっと面白くて。
なんというか、スタンドバイミーと名探偵コナンを足して2で割ったような読後感?ちょっと違うか・・・
昨日、書店に行くと「外伝」があって、迷わず購入。主人公が闘いに負けて・・・になっていた間、仲間の子どもたちや家族、周囲の人たちは、それぞれ葛藤を抱えながらも諦めずに成長していたという話が散りばめられていて「ロス」ってた私の心も少し晴れたというかこのマンガが好きで良かったなという感じ。お母さんがカッコいいんだわ。
なんというか、この話。各登場人物がそれぞれが、心の面で、できること、できないことがあって、結局、その人の人生は、周囲の環境に左右されながらも、究極の所では自分の心との闘い次第で結果が全然変わっていって、皆、それぞれが自分の心を突破していく過程が描かれていてそこにグッとくるというか。
私も常に思っています。自分にとって、やった方がよさそうなことを、忙しいとか、それは難しいとか、それは自分の職域ではないとか、コストがかかるとか、いろいろ言い訳してやらないことが私も実際にあるけど、それって結局、苦手なことを避けているだけのただの根性なし、得意分野にだけ安住する怠け者であるということを。踏み出す事から逃げるということは、一見、安全策のように見えるけど、実は、下り坂をどんどん下りて行っているということを・・・案外、必要性に迫られれば人は誰でもやるんだけど、誰も迫ってくれない時には自分で自分に迫らないと・・
案外、自分の周囲にある、やってみた方がよさそうなんだけど、苦手意識が邪魔しているようなことを、苦痛に感じつつもちょっとやってみると、遠回りのようで、案外すぐに自分を助けてくれたり、展望が開けたりするという。