スルメイカの産地は函館ではなく知床・羅臼になった?
スルメイカ「かつてない大豊漁」 知床で2018年の10倍(北海道文化放送)
知床でスルメイカがかつてない豊漁(去年の10倍)というニュース。
一方、北海道新聞は一昨日、羅臼でスルメイカが4年ぶりの豊漁と書いていた。似ているけど印象が違う。どちらも、昔との比較はなかった。
スルメイカは2000年頃は全国で約30万トンで2018年は約3万トンに激減しているという前提も書いたら良かったのではないかと思うけど、そう書くと、せっかくのお祝い気分に水を差すという配慮か、それとも本当に「かつてない」ほどなのか。スルメイカが獲れるエリアが変わっただけという話か。
と思っていたら
スルメイカ 記録的な不漁 水揚げ過去最低 北海道 函館 NHKウェブニュース
北海道のスルメイカ漁は今シーズン記録的な不漁が続いていて、漁が解禁されたことし6月から先月までの函館市の水揚げ量は、450トン余りと統計が残る2005年以降、最も少なくなっています。
というようなニュースが流れてきました。
結局、スルメイカの産地が函館ではなく知床・羅臼に変わってきたということなのか・・・
新聞などのローカルニュースでは、その地域の漁獲がどうか、が大事なだけで、
北海道周辺の海域でのスルメイカの資源動向を扱っているわけではないので
断片的な情報をつなぎ合わせて考えるしかない状況という。