水槽の水漏れ、地震時の水飛び出し対策にフランジが良い件

   

私が20年のアクアリウム生活で遭遇した水槽トラブルは、10年もののオールガラス水槽のシリコンが剥離し、水が半分室内にぶちまける大惨事が1回と、震度5以上の横揺れ地震で水槽内の水が1~2割外に飛び出した件、そして2日間の停電が最大でした。この3つ。

まず、シリコンの剥離は、ガラスのへりをスクレーパーで削るようにコケとりするのもダメらしいので気は付けていますが、とはいえシリコン接合している以上、絶対の安全はないので、シリコンができるだけがっちりしているしている水槽を選ぶとか、オールガラスでなく、底と側面のつなぎは樹脂の製品にしたり、前面は曲げガラスでシリコンに頼る部分をできるだけ減らしたり、上はフランジで固定してあったりするとリスクは減るのかなと思っております。

次に、地震時の水の飛び出しに関しては、脱着式のガラス蓋受けとガラス蓋では、うっかり外したままとか、隙間があるとか、地震で中から飛び出す水の圧が強すぎるとガラス蓋の上に重石でもないとずれて水が飛び出すこともあるだろうと思うので、やはりアクリル水槽とかに多い完全に水槽に接着されている「フランジ」「リブ」とか言われる、補強部材(ガラス蓋受けを兼ねている?)付きの水槽を買うか、フランジを手作業で接着するのがいいのかなと思っています。

つまり私は今、今更ながら「フランジ」に興味津々なわけです。水かえし的な意味でも、水槽強度アップの意味でも、そして貝の脱出防止的な意味でも。ネットを見ても、横揺れ地震の際に、フランジがあれば、ガラス蓋をしていなくても水が室内にほとんど出なかったという報告をけっこう見かけます。

 - モノ系, 熱帯魚