何のために仕事をしているのか…。

   

以前、スープカレーの店主数名と、スープカレー好きの方々に集まって貰って、カレーパーティをやったことがあります。

その時、とあるスープカレー屋さんが
「客に料理出すには人件費もテナント代も材料費もいろいろかかるので、食材に本気でこだわったら店が潰れる。だから今回みたいに、とにかく旨いモノを、原価気にせずつくれる機会があると、今まで使ったことの無い食材使ってみようかなとか、考えられるのがなんか嬉しくて昨日徹夜しちゃったw」
と話してくれたのを私、なぜか時々思い出します。

同じく大工さんは凄い家創りたいだろうし、ライターは自分が超興味があるものを諸事情無視して全力で取材・記事公開したいだろうし、公務員も地域のために全力で奔走してみたいんじゃないかと。そんな仕事に対する根源的な欲求、多少なりとも誰でもあるんじゃないですかね。

それがいろんな諸事情ばかりが大きくなって、気配り上手になって、忙しすぎて「こなす」ことばっかりに目が向いて、そもそもどんな仕事がしたかったのかよくわからなくなってくると弱ってくるという。

たまにブロガーさんの投稿で、読んだだけで気持ちがざわつくような、書き手の熱量がバンバン刺さってくる投稿を見ちゃうことがあります。何の配慮もなく、全開で自分の本音をドッカーンと書いていて、そういう文章からは、なにがしかが伝わってきます。

自分の仕事に対する根源的な喜び、欲求、使命感は何なのか。それ思い出せるといいと思います。(誰に向かって投稿してるのか?w)

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