後悔しない住宅会社選びは「施主の声」が大事

   

注文住宅を建てたお施主さんに話を聞くと、

「雪の問題や菜園の土、階段の幅に至るまで親身になって考えてくれた」
「私の思い描いた要望を懸命に、着工後も労を惜しまず反映させてくれた」
「住宅性能や仕様だけでなく、地球環境問題への考えも含めて共感できた」
「大工さんも含めて皆さんが、予算や収納など私の質問に真正面から応えてくれた」
など、住宅会社への褒め言葉を聞けることが結構あります。

住宅会社に話を伺っただけでははっきりとはわからない、その会社の魅力が見えてきます。

概ね満足だけどあの点は残念だったー、みたいな話も結構聞けます。

その会社の本当の魅力を知るには、1年近く、時には何十回も住宅会社と打ち合わせを重ねてきた施主に、住んだ上での印象を聞くことと、実際に家を見せていただくことが一番。

それはモデルハウスやオープンハウスではわかりませんし、OB施主訪問の機会であってもOB施主はなかなか本音では発言できませんので、全貌はわからないものです。

住宅業界はクレーム産業。施主が一度大きな疑念を持つと、その先、些細なことも含めて何から何まで不満になってしまいます。

それは施主、住宅会社両方にとって不幸。
根源的なところで施主と住宅会社の相性があんまり良くなかったのに突き進んでこじれるパターンや、契約間際になって他社に変えたくなるケース、完成後に後悔するケースもチラチラ見聞きします。

ということで、皆さんにはぜひ、

北海道住宅新聞社が日々、家を建てた方を取材する札幌良い住宅jpで、それぞれの住宅会社の特長を、OB施主の体験談をいくつか読み込み、自分と相性の良い住宅会社はどこなのか、読み取るようにざっと予習していただくと、大きな失敗を防げるのではないかと思っております。      編集部栗原

 - ライター・編集・ブロガー, 住宅, 札幌