人材確保もインターネットで・・・

      2016/07/01

職人さんや従業員が足りないから事業を拡大できない、とか
後継者難で家業を廃業する、とか
地域から若者が流出するのは地域に仕事がないから、とか
ハローワークに求人出してもろくな人材に出会えない、とか
内定出しても、辞退も相当ある、とか
こういった仕事と人材のミスマッチ的なこと。
世の中にたっぷりあると思います。

原因はそもそも少子高齢化で若者が減ったことにあるのか、社会が変化して仕事も細分化されているのに、そのことを若者と保護者と教員が良く理解できていないせいか、中小企業や田舎、汚れる職場では働きたくない的な、その仕事の魅力が伝わっていない点にあるのか・・・いろいろあると思います。
私的には、2つの点が大きいのではないかと思っています。
間違っているかもしれませんが。

1 仕事を探している人はいる。でもその人を受け入れるためにその人の生計が成り立つ程度の給料や育成の仕組み等をそもそも用意できていないから応募がない。

2 求人を出す側の企業などが、しっかり自分の仕事の内容、魅力、展望などを発信できていない。

のではないかと。

そうだとすれば案外出来ることがあるなと思います。自社のウェブサイトで、どんな人材が欲しいか、仕事の内容と魅力、どのように育成するつもりなのか、待遇や展望は何なのかを、カッコいい理念とかでなくて、具体的な仕事や職場環境のイメージが湧くように、文章・写真・時には動画も含めしっかり書けば良いんだと思います。

今の時代,ハローワークに行く前に、google検索で仕事を探す人も多いと思います。でも企業のサイトを見ても形式的すぎて、理念的すぎて、どんな仕事か職場か全然わからない募集しか載っていないことが多くて、応募する側としては不安・・・なのではないかと。

私も、今回、人材を探していて、これまでの経験も踏まえ、よくよく受け入れ体制も踏まえ詳しく(2000字以上)ネットに掲載したところ、2週間ほどで数人から応募いただきました。お一人とはfacebookメッセージでお互いのニーズをすぐに伝え合って、話がぐっと進みました。ハローワークや求人誌に載せるよりも、ピンポイントでニーズに合う方と出会えた感じがします。

 - ライター・編集・ブロガー, 地域課題, 札幌