ライター(ブロガーも?)の取材必需品一覧。

      2017/01/13

私が取材や打ち合わせなどで持ち歩くものはだいたい決まっています。
1 収納系(収納力・仕分け力・耐久力・防水性などの高いカバン)
2 記録系(ノート・ボイスレコーダー・筆記具など)
3 撮影系(カメラ・三脚・電池など)
4 その他(名刺入れ・鍵・財布・スマホ・USB)
などです。撮影内容によっては三脚は持たないケースもあります。
逆に出張先で原稿を書くときは重くてもノートパソコンを持参することもあります。
宿泊を伴う時は、着替えなども加わります。
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今回は、記者・ライターとしてどんなときも、ほぼ持参する必須アイテムを公開します。

●商売道具のボイスレコーダー
まずボイスレコーダーから紹介します。そもそも、記者はノートとペンがあれば、しっかりインタビューしつつ、原稿作成時にそのノートを見るだけでほぼ再現できるほど、素早くノートを書くことができます。そのために、インタビュー前には関連資料を読み込んだり、質問したい、あるいは記事作成上絶対聞いておくべき点などをメモったりしていますし、取材時には、持ち前の取材力と観察力で、取材対象の方からいろいろな話を聞き出す力も持っています。なので頭はインタビューに集中し、手だけはノートに書いていくことができるだけです。

ですが、1時間を越えるインタビューや、事実関係だけでなく、その方の思いや言い方までもしっかり把握したい場合、内容が専門的すぎて、その場では十分理解できない部分についてはノートを見ただけではなかなか再現できないため、ボイスレコーダーはサブ的にも必要なのです。ちなみに録音したものを文字化するのは、正確にやろうと思うと内容にもよりますが1時間の録音で5時間とかかかると思います。なかなか大変ですから滅多に録音したものを全部聞くことはありません。念のために録音するわけです。

●旧機からの買い換えで感動!
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ボイスレコーダーを買い替えました。7年ぶりの買い替えかと思います。7年前は、ボイスレコーダーといえば家電店でもオリンパスが筆頭メーカーの扱いでした。でも今ではSONY、パナソニックなどのメーカーも商品を充実させており、内容的にも価格的にも迷える状況になっています。ですが、ここは商売道具。メーカーとしての実績と、使い慣れを踏まえ今回もオリンパスにしました。

右のが新品!ICレコーダー Voice-Trek V-823 です。地味な市場の商品だしもう完成した製品分野かなと思いつつ購入しました。お値段的には9000円くらいで変わりませんけど。この数年間の性能向上には驚きました。

まず録音時間が1000時間を超えてくるのはまあそうでしょうなという感じですが実はこれもかなりありがたいです。1年くらいはデータ消さなくてもいいんじゃないかという。充電式の単四電池を入れて使います。アルカリ電池を使ってももちろんOKです。

最も驚いたのはノイズカットの能力。周囲のざわつき、空調等の音をマイクは公平に拾う(人間の耳は聞きたいものを聞き分ける。それと違うので違和感がある)ので、テープ起こしの際にそれらがかなり作業効率を落とします。その点の進化を感じます。余計な音はカットし、聞きたい声は鮮明。非常にストレス減ります。

前使っていたボイスレコーダーは、外付けのマイクを付けて集音力を上げていましたが、今回のやつは必要ない感じです。もう3カ月くらい使いましたが、本当に優れもので、ストレス軽減につながりました。

おや?私が買ったときから3カ月経過して、当時は9000円でしたが、今安くなってますね。


●カメラはニコンD610とレンズ3つ他

原稿作成も重要ですが、写真も当然重要です。カメラは、所属する会社によっても違い、大抵は記者、編集者、ライターの私物ではなく、会社が商売道具として買い揃えるかと思います。フリーの方であれば当然自前で購入することになるかと思います。仕事用となると本体10万円以上に加え、望遠・広角レンズ、単焦点レンズなどを買って、カメラバック、レンズカバー、フラッシュ、三脚などと揃えていけばやはり20万、30万円コースになってしまうでしょう。もちろんプロカメラマンならばもっと値の張るカメラを購入するかと思います。ブロガーの場合は、スマホで撮って、のパターンもあるかと思います。私もブログを書くときにスマホで撮影したものを使うケース多々あります。ただ、ここぞというとき、綺麗な写真を使いたいときにはやはり一眼レフがあると表現力が違ってくると思います。

私は、現状愛用しているのはニコンD610です。
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10年前はキャノンを使っていたので、ボタンの位置や操作感が違って若干戸惑いましたが今は問題なし。新聞や雑誌記事、WEB記事などで人や建物、イベントなどの様子を撮影する上で、カメラが悪いから、を言い訳にはできませんし、D610でもう十分の性能かと思います。

レンズについては、広角、望遠があれば、大抵の撮影には対応できると思います。特に住宅撮影では、広角がないと室内撮影時に壁の一面しか撮影できない、みたいなことになったり、屋外でも隣家の関係で、そんなに引けない時に家全体を映せないということが起きます。
広角レンズで撮影した記事は、例えばこんな感じです 
「素材を感じる住まい」札幌西区山の手のオープンハウスが大好評

また子どもの運動会とか、イベント撮影時に、被写体に接近するのが難しい場合にはやはり望遠が必要です。

ですがもう一つ、ぜひとも買いたいのが単焦点レンズです。小さい、短い、軽いのでカバンに入れても負担にならない。安い、ボケ見が美しいので、花や昆虫、近くの人や料理、ものなどを撮影するとわかりやすく綺麗な写真が撮れる。出張時にも便利で、頼りになるやつです。これを買ってから一眼レフカメラでの撮影が楽しくなりました。

●カバンは防水・耐久力仕分け力、収納力、自立力!
カバンは一番難しいかもしれません。何度も買い換えています。一番思うのは、カメラバックと取材道具を別に持つかどうかです。カメラセットと取材道具(ノートや名刺入れなど)を分けて持つメリットは、カメラを他の人と共有する場合です。またカメラ機材と取材道具がもしカバンの中で混ざってしまったら取り出したりするのが大変になります。なお、持ち歩くのは冒頭に書いた取材セットだけではありません。取材資料として関連本を持ち歩くこともあるし、事前に頂いていた資料を持つことも、帰りに資料などをいただくこともあります。多少の私物も入れるでしょう。そうなると、カメラやノートなどと一緒に入ってごちゃごちゃになり、いざ取材!というときに機敏に必要なものが取り出しにくくなるのです。
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そこで私が購入したのがコレ。7年ぶりに仕事カバン買いました。筆記具や名刺、カメラ、レンズ三種類、フラッシュ、タオル、書類とかをどこにいくときも持ち歩くのでデカいカバンが必要で、先代のカバンはちょっとカッコつけて?トートバックにしたら、カバンの中が雑然として嫌でした。
でも物欲薄めなのでスルーしてきたのですが、ポッケが破れたのを機に購入した次第です。軽さ、収納量、雨に強い、掃除のしやすさ、内部でカメラと筆記具を分離でき、丈夫で変形やほつれが生じにくい、床に置いたとき自立する、床に置くのをためらわない、さっとノート取り出せる、カメラオタク風でない、内部で埃や糸屑が発生してカメラに悪さしない、A4が縦に入る、倒れても中身が飛びださない、上限一万円程度、一応聞いたことあるブランド、が選考理由です。高くて素敵なやつほかにありましたが見栄は捨てました。半年くらい使いましたが、予想通り中がぐちゃぐちゃしない、そしてナイロン製なので汚れがおちやすい、軽い、型崩れもしにくいなど良い点ばかりです。

アタッシュケースも以前使っていました。自立する、上で文字が書ける、なんせ中のものをしっかり守れる、汚れない、型崩れしないなどメリット満載でしたが、目立つ、「ちょっと多めに入れる」が無理など、なかなか購入に至らない人が多いのも分かる気がします。

●そういえば一つ重大なやつ、忘れていました。
取材に行くときに、70%位の確率で使っているモノを忘れていました。出張先でも、借りるアレです。そう・・・・。自動車です。取材先がたまたまバス、地下鉄、jrなどの駅近くということで、公共交通を使うこともたまにはありますが、ほとんど車でなければ行けない場合が多いのです。例えば、工事現場、畑、キーマンの自宅。そしてA地点からB地点と複数取材先を走り回る場合も多いので、いちいちバスを待っている場合ではありません。私が取材する場合だけでなく、編集担当として、ライターさんに取材をお願いする場合も、もちろん取材・編集・撮影力などが重要なんですが、ライターさんが自力で現地に行けて、取材、撮影をやってもらえて、自力で帰ってこれる人の方が頼みやすいのは事実です。車が使えない場合は同行することにもなり、取材コストもアップしますし。ということで「自動車」も必要でしょう。ちなみに飛行機で出張に行く場合でも、レンタカーで移動することが大半。やはり車は必要です。

以上です。ボイスレコーダーは、今ではスマホにもアプリで付いていますね。でも録音中に電話が掛かってきたら?スマホの電源が減る点も心配です。商売道具は買った方がよさそうです。ライター同士で話をしていると一度や二度は取材時の音声を聞けなくなった的なトラブル、経験しているようです。いざという時に顔面蒼白にならないように備えておきましょう。

栗原
北海道・札幌の編集者・ライター栗原です。紙やwebなど様々な媒体で取材・撮影・記事を制作しています。栗原のプロフィール facebook  twitter  mail  札幌良い住宅jp

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