「うちの街は災害リスクが低い」なんて宣伝して責任取れるのか?

   

「うちの街は災害リスクが少ない」的なタイトルで

データセンター、コールセンターの誘致、企業誘致、移住促進用に情報発信する官民の組織はいまでも結構あって、北海道でも札幌・苫小牧・小樽・芦別など・・・たぶん全国でもあるんでしょう・・・・

地盤が強固だとか、
内陸だから津波がないとか、
過去30年で台風来なかったとか、
そういう事実自体は有用な情報で発信しても良いと思いますが、
そこから「災害リスクが低い」といった結論を宣言するのは危ない気がします。そこを売りにして責任取れるのか?
日本、いや地球上に災害リスクが少ない街なんて本当にあるのか?

命に関わることだから、リスクが少ない点を列挙するなら、ありうるリスクも書くべきだと思うし、それ踏まえると結局担当者としては軽々に書けなくなってくるのではないかと。

そもそも「うちの街は災害リスクが少ない」と考える人の比率が多い街はひとたび災害が起きれば油断と経験の浅さがアダとなって致命傷になる確率の高い街なんじゃないかと。 

「晴れの国おかやま」とか外向きに宣言するのはいいが、それで住民の水害に対する意識も下がって、自主防災組織率が低いとか、まずいと思います。

うちの街は災害少ないよーって本気で思っているなら油断につながりやすい考え方だし、そうは思ってないけど外向けのprとして良いこと列挙しておけば効果的だろうからそう言っているなら・・・という「発信する側の内心」に私は興味があります。今回は受け止める側については何にも書きませんでした。

栗原
北海道・札幌の編集者・ライター栗原です。紙やwebなど様々な媒体で取材・撮影・記事を制作しています。栗原のプロフィール facebook  twitter  mail  札幌良い住宅jp iezoom(いえズーム)

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