車椅子で感じる「視線の暴力」

      2016/02/17

昨夜、屋外でツルツル路面で転倒し、スネが変な方向(外側)に折れるんじゃないかというほどの転び方をしてしまいました。痛くて歩けないけど左足なので運転できるということで、まずネット検索するととにかく最初の3日は冷やせと書いてあるのでまずドラッグストアで氷、湿布などを買い込み、家に帰ると氷水をバケツに入れて足が凍傷になるかもと思うほどキンキンに(10分は無理でしたが何回も)冷やして、その後はインドメタシン配合の湿布を使って腫れたり痛みが強くなるのを防ごうと努力しました。
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翌朝、整形外科にタクシーで向かいました。受付すると看護師さんに早速車椅子を用意されて、その瞬間私ちょっとためらい「大丈夫です」って言ってしまいましたが、そういってられない状況だったのは確か。車いすに乗らないと右足の疲労が限界でした。座った瞬間、思いがけない世界が見えました。
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1 待合室の皆さんの視線を一身に浴びる。
2 私をガン見する人に私も視線を返してもその人たちはひるまず見続ける。
3 特に女性の視線、目力がすごく強い。
4 なかには隣の人と女性同士ひそひそ話をする人もいる。こっちを見ながら。

瞬間的にすごく嫌だな、恥ずかしいなという気持ちになりました。私がトイレに移動するときもレントゲン室に行くときも、視線はずーーーっとついてきます。ほんとびっくりするほどねっとりと。なんで皆さん車椅子の人をそんなに全力でまじまじと観察するんですかね。遠慮のない視線はある意味暴力か。モテ期じゃないはず。嫌な感じでした。
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この視線は何なんでしょうか。手助けしようか?という感じではなかったです。まあよちよち歩きの子どもが歩いて来たらかわいいなと思って多くの人がガン見するでしょう。それに似た行動だと思えば肯定的にとらえることも可能ですが、ちょっと好機の目(あいつ転んだのかな?みたいな)のように感じました。あるいは少し見下ろすという位置関係でもあって、私にとってはいやな感じがしただけかもしれません。ただほんとマジマジとみてくる、特に女性が多かったのは正直嫌でした。
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トイレに行くのも何するのも段差がきつい。手すりがマジで有難い。床段差やつかまる処がない広い空間、ツルツル路面はやめて欲しい。重たいドアも。和式トイレもきつい。水が飲みたい、おなかがすいたみたいな時も自己解決できないストレス。ある意味勉強になります。私の車椅子操作がのろいせいかもしれないけど斜め後ろや前など、私の凄い近いところを通る人が多いのも嫌かも。斜め後ろでも案外視線に入るから焦ったりする。普段の自分の歩き方、車椅子や背の低い子ども、高齢者に配慮できているか見直したいと思いました。

あとウエストポーチ的な荷物入れが欲しいと生まれて初めて思いました。あと近くに車椅子の人がいると何だかほっとする。おれだけじゃない的な。あと、車椅子の人は子供の目線がわかるかも。違う視界があると思いました。

特大の松葉づえゲット

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ちなみに捻挫は癖になって何度も捻挫する人がいるようですね。また、片足かばって歩く期間が続くと体のバランスがおかしくなることも。気を付けないと・・・。

ps 車椅子に乗っているときの女性の視線がきついと書きましたが、昨夜会社から帰る途中、階段で私が転びそうになったのを助けてくれたのも女性でした。男性はどちらかというと見ないふりで、女性はじろじろ見る面もあるが、それだけに、手を貸してくれる人もいるのかなと、そう感じました。助かりました。

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栗原
北海道・札幌の編集者・ライター栗原です。紙やwebなど様々な媒体で取材・撮影・記事を制作しています。栗原のプロフィール facebook  twitter  mail  札幌良い住宅jp iezoom(いえズーム)

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