記者・編集者・ライターとしての日々(自己紹介)

      2018/12/22

このブログの著者、栗原は、昭和47年生まれ。札幌で生まれ、浦河の夢の国幼稚園卒、旭川、北見、札幌と小中学校で転校を繰り返し、以来、高校大学社会人とずっと札幌です。北海道のあちこちで暮らし(特に寒いエリア中心)、利便性が良い札幌に居座った感じです。今回は職歴的なことを書きます。

20代 自社の紙媒体の記者

20代のメインは、建設系の業界紙記者でした。いろんな企業や現場に取材に行きました。上司からは取材と原稿作成の基礎を教わり、自分でも取材・記事制作・撮影の基本的なことをある程度身につけました。学生気分を脱し若干の社会性も習得。

全くもって未熟でしたし、大半は教わったこと、指示されたことをやる、という程度の仕事でした。しかし今、記者・編集者として仕事を続けられているのはその会社で教わったことが基礎にあります。5年ほどお世話になりました。もう存在しない会社です。

退職後、資格試験の勉強をしたり、バイト生活も経験しました。先が見えない不安との闘いでもありました。耐えきれず再就職!

30代前半~ 編集プロダクション勤務

30代のメインは、編集プロダクション勤務でした。一番関わったのは大手企業の内報紙でした。数千人もいるパートさんや社員が、仕事に対する意欲や技術を高められるように、優秀な仕事ぶりのパートさんに取材させてもらったり、課題の乗り越え方などを毎月取材しました。

毎号の台割制作、取材撮影、記事化、校正、印刷し発行を毎月16頁、5年近く継続しました。媒体編集の責任担当としての経験はディレクション力となりその後も活きています。

他にも複数の媒体を立ち上げ、編集責任者を担当できました。食や農に関する様々な取材も経験できました。

商品の販促用の新聞広告制作なども経験しました。いろいろ経験でき、同時に疲弊もして、5年で退職しました。

ちなみに私は1社目も2社目も3社目も、全部求人情報紙にたまたま載っていた札幌市内の編集の仕事に飛び込むパターンでした。

30代後半~ 北海道住宅新聞社編集部勤務

36歳で住宅業界の専門紙に転職しました。2年ほどは会社がやっているルーティン業務を軸に働きました。ただこの2年間、前職よりずっと楽で睡眠もメンタルも安定できるのはありがたいが、自分の成長、会社の成長の両面で何か足りないものを感じモヤモヤしました。

30代後半~ 札幌良い住宅jpの運営

いろんな企画案を編集長に出した覚えがあります。ある意味もがきました。経験は無かったのに、住宅会社のweb制作に手を出し、webなら地名度の低い、でも優秀な工務店を私の原稿、写真、企画力を活かして宣伝できるのではと考えました。転機となったのは【札幌良い住宅jp】の立ち上げです。

雑誌を廃刊しwebにシフトする冒険でしたが、明らかに成功しました。良い家を建てたい人に有用な情報を提供でき、実力があるのに地名度の低い住宅会社を世に発信できました。

30代後半~ 自治体政策情報紙の編集

コンペに参加し、大口の仕事を獲得、自治体職員向けの政策情報紙の編集責任者になりました。同じ年に結婚も。台割・アポ・取材・撮影・記事・校正、そしてそれら全般のディレクションを統括し、しかも大半の業務を自分一人で約8年担当しました。会社+社会への貢献、自分の職能と将来への不安払拭、さらには編集者・記者としてそろそろ定かなものを手にしたかったんです。

テーマは町内会・道の駅・商店街・健康・スポーツ・高齢化・移住・農業・漁業・広報・防災・地域医療・食育・動画・雇用・住宅など多岐にわたります。平成21年から28年までの取材先をプロットしてみるとこんな感じです。

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自分で望んだとはいえ激務でした。朝早く出社し、24時過ぎても帰宅できない。子どもの顔も寝顔しか・・・。睡眠不足も。とはいえ8年継続しました。

40代前半~脱受託&紙媒体仕事

紙媒体は、媒体にも寄りますがコスト、〆切、紙幅との闘いを常に強いられます。そこにやりがいや、媒体としてのすごみを見いだすことも可能ですが、定期刊行物は発行し続けることが目的化しやすく、過去の編集方針に縛られ、思い切った挑戦、イチからの挑戦が難しい面もあります。思った以上に読者の反響は直では届かず、気付くと編集方針を守り、前号よりも上を目指すのが目標のようになってきます。そこで8年で思い切って卒業させていただきました。

思えば高校3年の時、大学受験用に、国語の先生が放課後に添削をしてくれて、国語の成績が急上昇し、全国模試で国語で国内10番台の順位になったりしたことが、私をこの道に歩ませているのかもしれません。学力はさほどではありませんが、勉強に、その先生に助けられた気はします。

40代中盤~自社媒体&webへのシフト

前述の札幌良い住宅jpは正真正銘の自社媒体。しかも私が上司と相談しながら立ち上げた媒体でした。大いに手応えがありましたが、紙媒体の仕事が忙しく、育てきることができていませんでした。

そこで、札幌良い住宅の刷新というか、全道版への拡大を目指し、北海道の住宅会社探しウェブマガジン「iezoom」(いえズーム)を2018年春に公開しました。
企業サイトの制作も本腰を入れ1年で10サイト以上を立ち上げました。

以上が2018年12月までの職歴です。

2019年のもくろみ!

2019年は、
iezoom(いえズーム)の強化
住宅会社のサイト制作強化
このブログの強化
父&夫&息子としての家族への貢献
るるる♪キッチンガーデンくらぶの充実
親爺がやっているブルーベリー観光農園「ブルーベリーの丘くりはら」のサポート
ブロガーさんとの連携
あたりをメインテーマに頑張るつもりです。

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