自分の仕事における最大の欠点は何か!

      2016/07/01

●自分の欠点を晒します!
私の欠点を列挙したら5000字書いても書ききれませんので、仕事分野に限定して、最大かつ、こびりついた習性のような欠点を一つ、書きます。

私の仕事スタイルは、まず、私の持っている編集・取材・企画力で、どこかの企業などに対して、御社の●●が改善されるはずだから、時間と金を出してほしいとぶっちゃけ、そういう提案、営業をします。それがプレゼン形式になる場合もありますし、コンペの場合もあります。

●自信をもって有用な提案ができる裏で・・・

で、その提案の時に、自分がその提案先に対してできうる、やった方が良いだろうという最大限の提案をするんです。よくよく練りに練って、考えて・・・。すると過去の経験から言って、断られるよりokしてくれるケースの方が多いです。その会社に提案できることが無い場合は提案しないですし、提案するときは、明らかに私が役立つだろうという手段を提案しにいきます。その提案ができるということは、事前に会社全体で、あるいは私がその会社の概要、取組をある程度理解しているなどのバックボーンがあります。だからかなり自信をもって提案できます。

●自分が中核に座ってしまう

その結果、晴れて受注できます。問題はその次です。ある意味、自分が全力で関われば実現できそうなことを提案するわけですから、翌日からそのプロジェクトに向かって自分自身がまっしぐらに突き進まなければならないのです。もちろん全部を自分でやるということではなく、ライターさんやカメラマンさん、また社内のスタッフやデザイナーなどにも力は借ります。借りますが、どんなコンテンツを作りこんでいき、それをどんなスケジュールで仕上げていくか、コンテンツ制作以外にも編集、宣伝も含めていろいろな業務の中核に自分を設置するわけです。

●せいぜい2馬力。
そうなんです。あっという間に忙しくなるのです。例えば企業のサイト制作なら、こんなコンテンツがあった方がいいだろうと思えば取材日程を固めていきますし、取引先やライターさんデザイナーさんと作戦を練ることもあります。そうやって自ら打ち合わせや取材にも立ち合い、その仕事がある程度仕上がってくるまで自分が相当に関わるわけです。つまり自分の1馬力。協力してくれる人の1馬力。合計2~3馬力位でその仕事を前進させます。

●中核にいるから次の営業ができない

で、その仕事が成果を生んだころ、もう完全に軌道に乗ったなという段階で、力のある人にその仕事をお任せして自分は先に行こうということになるわけですが、誰かに預けられる日が来るまで、めっちゃ忙しいので、次の仕事の営業ができないのです。なのでその仕事を半年、いや時には10年やってしまうことがあるのです。それでも、それなりに価値のある仕事ですから、私ともう一人位を起用できる程度の収益があって、会社の経営的には安定飛行はできる感じになるわけです。

●デキるヤツは、先に進めるやつ

これではいつまでたっても大きな稼ぎはゲットできないのです。できるヤツは、でっかい仕事をとってくる。その仕事を回せる体制を作る。自分は中心ではなくコントロールする側になる。多くの人がそれに向かって邁進して、それで成果を出して給料ももらえる。で自分は次の大きな仕事を取りに行く。その繰り返しができる人ではないでしょうか。

必死に提案を考えていく段階で、すでに自分の中で、やろうとすることの戦略が自分には見えているのです。愛着すらわいています。また、誰でもこなせるような、そういう提案をするのではなく、その会社が抜きんでることができるような提案を行おうと思えば思うほど、自分の最大限、をベースにして提案してしまうのです。結果自分がかなりの部分をやってしまう展開になるのです。

●やっつけ仕事があふれる編集業界

質の高いものを見ればすごいものは確かにあります。一方で、どこまでも質の低い仕事も世の中にあふれています。webの世界にもあります。サイト設計的に、さも良質な情報が載っているっぽいサイトを作って、実際は、ほんと質の低いコンテンツしか載っていないサイトが山ほどあります。そういうサイトを作って、営業部隊は営業しまくって、とった仕事は誰もできるような仕事なので安く叩けるライターさんをあてがって、なんとなくそれっぽいコンテンツを作って一丁完了。それならどんどん営業して売り上げを伸ばすこともできるんでしょうか?私は正直そういう仕事はいやだなと思っちゃうわけです。となると、良いコンテンツを練り上げたくなる。結果自分が絡みたくなる・・・。せいぜい2馬力程度の仕事になってしまうわけです。

●ただし・・・
ただしこの悪循環を打開する道もあると思います。たった1個の記事を書いただけで、その記事が共感と拡散につながるクオリティであれば、複数の記事を書くことなしに大きな狙いを達成できるケースがあるからです。単純に費やした時間と金に成果が比例するのではなく、工夫次第で大きな成果がでる余地が高まるということです。

ということで、私としては、ゲットした仕事を丸投げしてうまいこと次々に仕事を増やす路線はどうもうまくやれそうもないので、良いコンテンツを作って、その仕事の効果に自分が助けてもらう。そんな展開を目指して今後も突っ走りたいなと。そう考えている次第です。

栗原
北海道・札幌の編集者・ライター栗原です。紙やwebなど様々な媒体で取材・撮影・記事を制作しています。栗原のプロフィール facebook  twitter  mail  札幌良い住宅jp

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