北海道余市町の観光農園【ブルーベリーの丘くりはら】公式案内

      2023/07/25

2023年のオープンについて

2023年は7月15日~8月中旬までオープンします。今年のブルーベリーは順調です。

電話予約が必要です。携帯090-1644-5041です。ブルーベリーの丘くりはら 栗原光朗

ブルーベリーの丘くりはらの概略

ブルーベリーの丘くりはらは、余市町のブルーベリー観光農園です。札幌北インター→高速道路で余市ICまで49.5キロなので、時速100キロで走ると30分です。確か片道で高速料金1720円です。費用を考えると国道5号線、時間を考えると高速、がおすすめです。

余市ICは余市町登町にあり、ブルーベリーの丘くりはらも余市町登町636にあるので、高速IC降りたら左折、少し走って左折すると着きます。

1993年に父がサラリーマンを中退して始め、中山間地の里山を大切にしながら、農薬を使わず、気持ちの良い観光果樹園を目指しています。

園内には大きな栗の木もあります

毎年7月中旬から8月中旬にかけてオープン、約1200本のブルーベリーと大きな栗の木やブランコ・ハンモック、海の見える自然豊かな眺めが特長です。

料金・ご予約について

★本数 ブルーベリー1200本 ラズベリー40本

★料金 入場料大人500円、子供300円。お持ち帰り1パック250グラム600円

★栽培品種 ブルーベリーは13種 ウェイマス、ジャージー、ブルージェイ、ランコカス、バークレイ、ブルークロップ、ダロウ、パトリオット、ブルーレイ、ブルーチップ、ラビットアイ、レイトブルー、ノースランド

★場所 北海道余市町登町636
電話予約が必要です。携帯090-1644-5041です。
NPO法人余市教育福祉村内 栗原光朗

ブルーベリーの丘くりはらの思い

園主の栗原光朗氏は、もともと電電公社で働いていた土木の技能者でした。ところが民営化によりNTTになり、いろいろあって50代半ばで早期退職。そのまま飛び込んだのがブルーベリー栽培でした。

なぜ中山間地で農業をやろうとしたかというと、中山間地の多様な自然が地球環境に大いに貢献しているからです。都市部や田園地帯は生物多様性という意味では生物の種類が少ないですが、山林に隣接した中山間地は、人の手が入りながらも昆虫や鳥、いろんな植物がいます。また中山間地は、自然と、人間の居住領域との間の中間地域というか、自然と人間の間の架け橋のような存在でもあります。

ブルーベリーは小果樹なので、3歳くらいからでも自分で、抱っこされなくても摘み取り体験ができます。またその場で即食べられるので、収穫して食べる!という楽しさをしっかり体験できます。

ブルーベリーを栽培品目に選んだのは、野生に近い果樹であり、その分だけ農薬、肥料に依存しなくても栽培できるからです。

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事実、平成5年からブルーベリーの栽培を開始して、今に至るまで農薬のたぐいは一切必要としませんでした。野生に近い果樹であることに加え、積雪寒冷地なので、本州に比べ害虫や病気の影響が少ないため農薬ナシでも栽培が続けられたのだと思います。

まあ多少カメムシとか、ヒヨドリとかに食害されることはあります。ですけどその程度です。これがリンゴとかモモとかだと、無農薬は容易ではありません。あんなにたわわに実る甘くて大きな果樹。虫だってほっとかないので

ブルーベリーを摘み取って食べて、持ち帰って、食べきれない分はジャムにしたり、冷凍して、ヨーグルトとまぜてミキサーかけたらブルーベリーヨーグルトにもなります。私の家の冷凍庫にはブルーベリーが満杯で、ちょっとすっきりしたいときはすぐスムージーを作って飲んでいます。気分爽快になりますよ!

アクセス方法

 

札幌からですと、高速道路に乗れば余市icで出てすぐ到着します。下道を通る場合、国道5号線を小樽から余市へ向かいます。Jr函館本線の蘭島駅を超え、5キロくらいいくとまだまだ余市の市街地には入らないあたりに右手に鶴亀温泉があり、そこを少し超えたあたりで左折すると道道735号線。踏切を越えるとあとはまっすぐ3キロくらいで登中央橋という小さい橋があるので橋を越えずに左折してすこし進むと「ブルーベリーの丘くりはら」に到着です。海水浴シーズンなら渋滞もあるのでフルーツ街道をご存じならそっちも良いと思います。

高速道路を使って札幌から行くなら30分くらいで到着します。行きか帰りに利用すると楽だと思います。

札幌北インターからずっと小樽方面に向かうと

左は余市、右は小樽に行く分岐があるので左に行きます

たまにしか海は見えません。左右は割と森です。ひたすら進むと料金所です。

余市icを出ると左折します。交差点もまっすぐ行きます。
一キロくらい走ると、こんな景色になります。小さな小さな橋があるので橋までいかずに直前の手前を左折します。

そこからはもう200mくらいで到着します。みちなりに進むとちょっと右カーブ。そこでこんな景色になります。ここを道なりに左に行きます。


↑ここです。

北海道余市町登町636です。
電話予約が必要です。携帯090-1644-5041です。
NPO法人余市教育福祉村内 栗原光朗


電話予約が必要ですので、携帯090-1644-5041です。

★果物狩りの時期 ブルーベリー摘み取りは7月下旬~8月下旬(要電話)090-1644-5041

余市町登は、果樹園が多い中山間地です。 畑に来ていただくと、春は桜。 夏は蝉やリス。 秋はこおろぎやクワガタ虫。 いろんな自然が出迎えてくれます。大きな栗の木の下にある ハンモックやブランコ、 そして何より、丘を吹き上げてくる涼風
が気持ち良いのです。 ブルーベリーをたくさん収穫した後は、丘の上でお弁当でも広げてくつろいだり、 昼寝されるのも大変おすすめです。

北海道新聞が紹介してくれました。

農園主の取組を北海道新聞が紹介してくれました。
<おばんでした 暮らしのレシピ>かがやく*栗原光朗さん(72)*「武農一如」を実践する*合気道の教え 大地に注ぎ 2015/07/17 北海道新聞夕刊全道

JR余市駅から車で10分。通称「フルーツ街道」から少し山側に入ったところに観光農園「ブルーベリーの丘 くりはら」がある。斜面の畑に低木が規則正しく並び、畑を上っていくと余市湾が一望できる。

6月中旬、栗原さんは1人で枝のせん定をしていた。背筋を伸ばした端正な姿が印象的だ。「どうしてブルーベリーかというと無農薬栽培が可能だから。もし農薬を使うのならやらなかった」と話す。

栗原さんのもう一つの顔が合気道道場主宰。主に札幌の体育館などで指導し、後志管内余市町では北星学園余市高校の非常勤講師として合気道を教えている。また、毎年夏にはブルーベリーの摘み取りを兼ねた合宿を行い、各地から数十人が参加する。

「体が弱かったので始めたんです。合気道という言葉は知られていたが、合気会なんてだれも知らない時代でした」

札幌では1964年ごろに東京の合気会(現公益財団法人)傘下としての活動が始まったとされ、66年に加わった栗原さんは現在では最古参だ。

合気道開祖、植芝盛平(うえしばもりへい)ゆかりの地、オホーツク管内遠軽町白滝に通い続ける。これまで約50年で100回は超えた。盛平は29歳のとき和歌山県から開拓団を率いて白滝に入植、その活躍ぶりから「白滝王」と呼ばれるほどだった。その後京都府や茨城県で農業を営みながら合気道を確立、普及に努めた。その姿は「武農一如」という言葉で伝わっている。

「野良仕事をしていると天と地のエネルギーが体に染み込んでくる。天と地の間にあるのは自分と農産物。武道というのはどうしても破壊的でしょ。それに対して盛平は、生命を大切にする真の武道を説いた」と語り、盛平の教え「武産(たけむす)合気」を実践する。

若いころ合気会本部道場に行く途中で初対面の盛平とすれ違い、声をかけられた。「舞い上がってしまい、返事をしたかも覚えていない」。のちに盛平から初段位を受け、それが農と武を極めようとする原点になっているという。

文・門脇啓二(かどわき・けいじ フリーライター)
写真・北山勝章(きたやま・かつあき フリーカメラマン)
くりはら・みつろう 1943年(昭和18年)、旭川市生まれ。62年に旭川工業高校を卒業し電電公社(現NTT)入社。55歳で退社し、「ブルーベリーの丘 くりはら」(余市町登町636、(電)090・1644・5041)を開園。合気道は23歳から始め、自宅がある札幌で北の武産道場を主宰しているが、夏場のほとんどは農園で寝泊まりしている。



ブルーベリーの丘くりはらのその他の情報

 - 余市町 ブルーベリーの丘くりはら, 北海道, 札幌, 食と農