朝ドラに学ぶ「父は情けない」方が娘はしっかり育つ法則

   

父は情けない位がちょうど良い?

NHK、朝の連続テレビ小説は、なんだかんだ言いながら私。
かなり見ているわけですが、気になるのは、朝ドラの多くが、

父さんや夫が
すぐ死ぬ、
失踪する、
家族に迷惑かける、
頼りない
など、問題を頻発させてその結果ヒロインが頑張る、パターンが多いこと。

始まったばかりの「ひよっこ」は、ヒロイン・みね子が、出稼ぎで東京に行ったっきり帰ってこない父を探しに上京する話のようですし・・・

とと姉ちゃん(2016)は、父さんの病死後、ヒロインが父親代わりになって家族を支える話。

べっぴんさん(2016)は、夫が出征し幼子を抱え子ども服で起業する話。

あさがきた(2015)は、夫が遊び歩いて本業をしないから、ヒロインが炭鉱や銀行を経営するまでに活躍する話。

まれ(2015)は夢を追い転職・失踪を繰り返す父に翻弄されつつパティシエになる話。

花子とアン(2014)は、父が行商・社会運動に熱心で家庭に安住しない夢追い人。

ごちそうさん(2013)では、義父は家族を捨て行方をくらまし、夫は出征したので最終回で帰還するまでヒロインが家族を支えた話。

あまちゃん(2013)は父さん(じいちゃん)が遠洋漁業で不在の中、ばあちゃんや娘や孫が地域で奮闘する話。

ちゅらさん(2001)は、父は運転手で浮気性で頼りない感じで、娘が東京で頑張る話。

多くが家父長である父親に全ての権限がある時代がベースにあるなかで、父不在は、ヒロインにとってものすごい逆境であり、逆に飛躍のチャンスでもあって、それは現代にも通じる部分があるということなのかと・・・。

マッサンのように夫がヒロイン並みとはいえないまでも、主役級で扱われるヤツはかなり少ないですよね。最初の数話で父さん、死ぬか失踪するのがむしろ普通という・・・

結論
女の子が強くたくましく、挑戦的な生き方をするためには、父ちゃんは頼りない位がちょうどいい。だから一児の父である私も、根が真面目過ぎるので、あえて意識的にぐーたらに生きるべき、そう心がけるべきかと思っております。

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