「立派な成功者」「志ある人物」を装いやすい現代

   

インターネットや、出会いの場での人脈づくりを巧みに併用すれば、自分を、自社を立派っぽく演出することが、ぶっちゃけ可能だと思います。

1 自分は素敵な事業をやっているという設定
2 それを元にサイトやツール、トークを磨く
3 そしていろんな場で交流しアピールする
4 賛同者や客、出資者を増やして事業拡大
5 商売繁盛&その様子をネットで拡散!
6 ポジティブな作り話と写真をsnsで発信
7 褒めて評価してくれる人を利用する

ということもできなくもない(多少なりとも皆やってるとも言える)ので、
私は取材依頼する際は、本人のコメントや信頼できる人の紹介だけでなく、
自分が納得いくレベルまで定かな情報が集まるか、結構な時間をかけて下調べをします。

例えば表面的な成功話ではなく、日々の事業内容や苦労話など、中身のある取組をしているからこそ言えそうな話や写真などをしっかりオモテに出しているか。地元や関連業界からのお墨付き、他のメディアなどの取材記事があるか、最後に自分で取材して、本人談だけでなく関係者への細かい取材を経て、確認してから記事を書こうとします。

取材より取材ネタ探しのほうが何倍も時間をかけています。

一昔前の、新聞やテレビ、出版社など一応プロの目利きをクリアしないとなかなか世に出られない時代と違って、ネットを使って自分を盛大に盛ることができる時代ですから、裏付けなんか無くても十分目立てる、世間からちやほやされることが可能なわけです。

逆を言えば、立派な取組をしているにも関わらず、根幹というか基礎的な情報を丁寧にネットなどで発信していない人が結構います。

ああ、この人良いかも?と思っても情報が少なすぎて取材に至りにくいケースもあります。

真面目な人に限って前しか見てないのか・・世間からどう見えるか考える暇がないのか取材を望んでいないのか秘密主義か・・。

だから、あるメディアがその人、会社を取材に行くと、やっとその概要が世間に発表される形になって、次から次へと追っかけ取材がくるという。

本当に立派な事業をやっている人は、イメージ的な美辞麗句を一生懸命書くだけでは嘘くさいですから、それより前に、存在を証明するしっかりした基礎的情報をネットに書いてから、志や実績もしっかり書くべきかと思います。

逆に、私たちは、一見良さげな人の断片的なお話を、良く確かめもせずに褒め散らかしたりしないように注意が必要だと思います。場合によっては共犯者になってしまうので。

Ps 今回の投稿は例のショーンさんを思い浮かべて書いたわけじゃありません。あれは凄すぎる。私も、もっと小粒な詐称に出会ったことがあるので。

いやそもそも詐欺的な人って昔からいたんだろうから今に限らず気を付けなければならないのかも。

ああ・・・脇道逸れたので、原稿急がないと真田丸が見られなくなる・・・。

栗原
北海道・札幌の編集者・ライター栗原です。紙やwebなど様々な媒体で取材・撮影・記事を制作しています。栗原のプロフィール facebook  twitter  mail  札幌良い住宅jp iezoom(いえズーム)

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